様々な理由で休職されることがあると思います。
ケガによる入院や、メンタル疾患など人それぞれですが、人生を見つめなおす時間が出来ます。
その期間は「人生の夏休み」だと思って今までの生活の仕方やこれからの生活の送り方を考え直す時間に使ってほしいと思います。
健康
健康は生きていくうえで本当に大切です。普段は気にも留めずに過ごしていても、風邪をひいたときなど健康のありがたみを感じることが多いでしょう。しかし、風邪が治ると健康のありがたみを忘れ、ついつい不健康に過ごしてしまいがちになります。
しかし、休職をしたことをきっかけに人生を長いスパンで捉え健康について考えてほしいのです。
というのは、私は介護の仕事をしていますが、多くの高齢者の方の手伝いをしてきました。
・自分自身で体を動かすことが出来ない
・排泄の世話をしてもらわないといけない
・糖尿病でごはんの量や味付けが制限される
など、不自由な暮らしをされています。入居者さん、自ら望んでそのような身体状態になったわけではないです。病気や事故など原因は様々です。
原因の一つに生活習慣病があります。
生活習慣病とは、食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称です。
以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。
日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、更に脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などはいずれも生活習慣病であるとされていま
19世紀まで人類の健康上の課題は感染症の克服でしたが、この課題がほぼ解決した先進諸国では20世紀以降に疾病構造が大きく様変わりして、生活習慣病が主たる死亡原因となっています。
2000年には厚生労働省により、生活習慣病の一次予防に重点を置いた「健康日本21」が策定され、9分野(食生活・栄養/身体活動・運動/休養・心の健康づくり/喫煙/飲酒/歯の健康/糖尿病/循環器病/がん)について数値目標を定め、国民健康づくり運動が推進されることになりました
生活習慣病
生活習慣病 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
生活習慣病により、糖尿病や血管性認知症などを引き起こすきっかけになります。
つまりは将来、身体的に不自由な生活を送る可能性が高なるということなのです。
今までの生活の中でしてきた
- 喫煙
- 過度の飲酒
- 不摂生な食事
- 運動をしない
- 睡眠をとらない
など一度見直してもらえたらと思います。
仕事以外の過ごし方
人によっては多趣味な方もいると思いますが、仕事人間で生きてきた人の中には、
仕事以外の時間の使い方をうまく使えていない人もいるのではないでしょうか
私は、仕事人間となり家と職場の往復のみで
- 家族との時間
- 自分の時間
- 友人との時間
がありませんでした。
休職した時に、一番思ったのは
【時間を大切に過ごしてこなかった】
ということでした。
時間は有限です。
誰にでも同じように時間は過ぎていきます。その時間を
- 誰と
- どのように
- どこで
過ごすのかを、今一度考えてほしいです。
お金
休職期間に入ると有休を使い切ってしまえば、欠勤となり職場からはお金が入ってきません。
サラリーマンであれば傷病手当金があります。
しかし、もともと貰っていた給料の2/3程度の金額は入るのですが、社会保険、雇用保険などの税金については自分で支払わないといけません。
傷病手当(給料のおよそ2/3) - 各種税金等 = 手取りの半分程度
と私はなりました。
正直、結構大変でした。
今まで、家計を妻に任せっきりにしていたことで余力=貯金がほとんどなかったので本当に苦しい生活でした。
もちろん妻を責めているわけではなく、一緒に家計をみてこなかった自分の責任です。
お金のことを話し合うのは、あまりしたくない夫婦もおられるとは思いますが、月に1回でもいいので話し合うのも必要です。
実際に、話し合ったことで色々なことが見えてきました。時には、言い争うこともありましたが、
今ではお金に向き合ったことで毎月黒字家計で貯金も出来るようになりました。
最後に
休職はしたくてなるものではないはずです。ただ、人生どんなことが起きるのかはわかりません。
そのためにも①健康について②時間について③お金についてを
今の間から見つめなおしてもらえればと思います。
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