適応障害で休職したらまずするべきことについては別の投稿を読んでください。
私の担当医はこのように話されていました。
「経験上、多くの方が3か月、次は6か月、次は1年といった期間の休職を経て復帰をされています。もしくは退職という選択をされ転職される方も多くおられます。」
なので、人によりさまざまな期間が必要であるとのことでした。
私自身は2か月で復帰をすることになりました。
休職期間中の過ごし方3選です。
ゆっくりと過ごす
まずは精神と身体を休めることが大切です。
ご自身とその環境が合わなかったことで、適応障害となられたのだと思います。
まずは、その場から離れることが大切なので休職と医師は判断したのだと思います。
体験談として、初めての診察で医師からは「まずはゆっくりとだらだらとしなさい。今まで働き続けてきたので、ゆっくりと休む時間が取れなかったでしょう。人生の息抜きだと思って、まずは休みなさい。好きな時に寝て、好きな時に起きて、ご飯を食べて。まずは休みなさい。」と言われました。
今まで自身と合わなかった環境で働き続けてきたことが負担になっていたのは確かです。
この言葉を聞いたときに「あの職場から離れられるんだ」と安堵したその反面「休んでしまって本当に大丈夫かな、これから先、家族もいるのに大丈夫かな」と心配したのを覚えています。
実際、休職初日には朝早く目覚めていました。
仕事モードから完全に離脱できていなかったんだと思います。夜中に何度も目が覚めていましたし。熟睡はできていなかったんですが。やはり病気やったんですね。神経がおかしくなっているんです。ゆっくり休んでといわれても、頭の中で仕事のことが離れられませんでした。
初めの1週間程度はなかなかゆっくり休むことができませんでした。
ですが、あることをきっかけに休むことができました。それは次のやりたかったことをしたことから出来ました。
やりたかったことをする
働き続けて時間がなかったことでやりたいことが出来ていなかった方も多いと思います。
休職してすぐにはそんな気持ちにもならないと思いますが、徐々にゆっくりと休むことが出来るようになり体が楽になってくると少し余裕がでてくるときがあります。
その時に「やりたかったこと」を書き出してください。
ここでポイントなのですが、今すぐ実行可能なことも大切ですが「将来したいこと」や「そういえばしてみたかった」ことを思い出すようにとりあえず紙に書き出してみてください。
私はこの動画を見て実践しました。
休職期間中に体調が良ければ、自分自身がしたかったことをする時間はたっぷり出来ます。
私自身は
- 映画をみる
- 運動をする
- 掃除をする
- 整理整頓する
- 本を読む
といったことが今ならできるとおもったので、調子が良いときに一つずつしていきました。
したかったことが出来るようになってきたことで、ゆっくりと眠ることが出来るようになってきました。
自分自身の気持ちや感情に蓋をして生きてしまっていたんですね。性格の部分ももちろんあるのでしょうが、言いたいことが言えずに「職場のため、後輩のため、利用者のため」と働いていたことで自分を二の次にしてきて働いてきたことで、自分の感情を抑えるのが下手にうまくなってしまったのかもしれないとも思いました。
まずは、やりたかったことをする
を振り返ってみてください。そして、調子が良いときに出来ることからしてみてください。
新しいことを始める。
やりたかったことをメモしている中で、今までしたことのないことをメモをすることがあると思います。
- 海外へ行く
- スキューバダイビングをする
- キャンプへ行く
- 美術館へ行く
- ブログを始める
- ボランティア活動をする
などなど、人によってさまざまだと思います。
時間はあります。
その時間を使い、仕事をしながらではできなかったことを始めてみて下さい。
別に続けなくても構わないと思います。新しいことを始めるという体験をすることで、新しい感覚、初めての感情など湧いてくると思います。それを感じてほしいと思います。
最後に
休職期間中には①ゆっくりと過ごす②やりたかったことを③新しいことを始める。
の3つをしてみて下さい。私の場合は、これを実践することで人生に対して前向きな気持ちがわきました。
もちろん、医師と相談しながらにはなりますが、ご自身のしたかったことを振り返るいい期間ができたと思ってしてもらえればなと思います。
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