私は、適応障害となり職場を休職しました。なんとか復職し、今は働いています。
復帰後の職場の変化について書いていきます。
同僚や上司がよそよそしい
やはり、仕事を長期間休んでいたので仕方がありません。頭では理解しているつもりでしたが、周りの職員の私に対する扱いはよそよそしく、正直辛かったです。
同僚では、腫れ物を扱うように話しかけられたり、今までなら声をかけてくれていた同僚が話しかけてくれなくなったりもしました。
上司に至っては、そもそも話しかけてくれることなどありませんでした。
捉えようによっては「もうあいつには任せておくことが出来ない」とマイナスな見方も出来れば
「今は仕事に来てくれているだけで十分」とプラスな見方も出来ます
まぁ、そんな風に考えるから病気にもなったのかもしれませんが (笑)
今なら、私も長期間休んでいた同僚がいれば、その同僚に対してどう接すればいいのかわからなくなります。普通に考えればそうだと思います。自然なことです。今ならそう思えます。
仕事をすることがない
高齢者介護を仕事としています。いわゆる老人ホームです。
復帰当初は、同僚のサポートを受けて仕事をしていました。ちなみにその同僚は、私がリーダーとして働いていた時のグループに入ってきた新人職員でした。
徐々に仕事自体の流れをつかみ、今現時点での利用者の状況、休んでいる間の施設のことなど情報を得ていきました。
すると、介護自体の仕事はできるようになり、それ以外にすることがなくなりました。
というのは、休職をする前には、
- 利用者の介護(食事の手伝い、入浴の手伝い、排泄の手伝い、着替え、歯磨きなど)
- 正職員とパート職員の勤務表作成
- ケアマネージャーの仕事
- 委員会活動の担当、研修の資料作成
- 新任職員の育成マニュアルの作成・更新
- 物品が壊れたら修理など
様々な仕事をしておりました。今考えても、多すぎるのです。。。
そのような働き方をしていたので、今の「利用者の介護」のみが仕事となると足りないような気持になるのです。
仕事が足りないと。。。
ただ、また仕事が増えてしまうと働くこと自体が困難になります。
働ける状態を維持していかなければなりません。
無理をしないで働くように意識をしています。
8時間働くことがしんどい
職場の変化というより、私の変化になります。
以前は、
・朝の7時から夜の11時
・夕方16時から翌日の12時
・休日に11時から19時
など長時間の勤務をこなしていました。サービス残業ですよ。。。
それだけ仕事を与えてもらっているのだから
会社の中で大切な場所を任せてもらっているのだから
と頑張って働いていたのです。
今思えば、一人で勝手に思い上がっていたのかもしれません。
ですが、休職し復職した当初は、3時間の短時間勤務で家に帰ると昼ごはんも食べずにすぐ横になり眠っていました。
いまは、8時間働き、家に帰るとぐったり。。。です。
よくも15時間や16時間ぶっ通して働き続けていたと思います。もちろん、世の中にはもっとハードな働き方をしている人はいると思いますが。。。
最後に
会社はどう変わったかというよりも、正直、私の物事の捉え方が変わったのかもしれません。
病気をしてよかったのかどうかはわかりません。正直、なりたくはなかったと思うこともありますが、なった事実は変えることが出来ません。そう思うと、あのまま働いていたら、今は生きているかどうかわからなかったんだと思えるようになりました。適応障害からうつ病となり、自殺という結果になっていたかもしれません。
ちなみに、私が受け持っていた仕事は役職やリーダーに仕事が回ってきているようです。
職場は変わりませんね。。
先日、リーダーの職員から
「〇〇さんは、すごい仕事量を一人でされていたのですね。今私は、新しい仕事を一つ受け持っていますが、すごく大変です。本当にすごいです。」
と言われました。
「当時の私がすごいのではなく、そのような職場であるということをきちんと認識していかないといけないよ」
とだけは伝えました。
第2の私のようになって欲しくないからです。
これからは、無理をせずにできる範囲で仕事をしていこうと思います。正直、少し上を目指して仕事をするのが好きなのですが、それをするとまた病気が再発すると働けなくなるので。
コメント